古代史跡を歩く    Phot Album古代史跡を歩く    Phot Album
日本の古代の魅力は、どのように表現したらいよいのだろうか。縄文時代の永きにわたって日本人の遺伝子に組み込まれてきた風習と価値観、そして弥生時代を経るうちに大陸からの影響が少しずつ加わって、現在の私たちの精神的な文化が形成されていったと思います
日本の古代には、私たちの心のふるさとがぎっしり詰まっています。古代の史跡を訪ねてただ見るだけ、そっと傍にいるだけでロマンが大きく広がっていくのは私だけではないと思います
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【柳本周辺】 (写真:崇神天皇稜)
柳本古墳群といわれ多くの古墳がこの周辺に点在している。一つの王朝が存在したことはたしか
やまとは 国のまほろば たたなずく 青垣 山ごもれる やまとしうるわし』と、古事記で詠っている古代の英傑「倭建命(日本武尊・やまとたけるのみこと)」は、渋谷向山古墳・景行稜に祀られている第十二代「景行天皇」の皇子
また、行燈山古墳・崇神稜の「崇神天皇」は第十代天皇
なお、ここ柳本は、水無月生のふるさとです
【纒向周辺】 (写真:箸墓古墳)
邪馬台国大和説に比定されているのが、この地区でしょう。私も大いに夢を持ってここが邪馬台国だと、ロマンを広げて想像をめぐらせています。近年、箸墓古墳はグゥンーと卑弥呼の時代に近づいてきていますしね。箸墓古墳の被葬者は「倭迹迹日百襲媛命(ヤマトトトヒモモソヒメノミコト)」、なんと耳障りのよい名前ではないですか
【大神神社】 (写真:大神神社境内)
三輪さんと呼ばれて親しまれているこの大神神社(おおみわじんじゃ)、日本最古の神社といわれている。山辺の道はここを基点として南と北に延びている。美しい姿の三輪山をご神体として、邪馬台国の守り神であっただろうと想像はめぐり広がっていく
【三輪山】 (写真:三輪山)
大和盆地の青垣山の中でもひときわ整った美しい姿を見せてくれる三輪山は、縄文時代から弥生時代を経てくる中で自然を崇拝する信仰の山として日本人に深く根ざしてきたものと思っています
【大和三山】(写真:大和三山/左から香具山・畝傍山・耳成山)
大和盆地の周りの山より盆地を見下ろすと、ぽっかりと浮かんだ三つの山が見えます。それが大和三山の畝傍山、天の香具山、耳成山です。三山は古代の数々の神話、伝説を語りかけてくれます