天武天皇の娘・大来皇女(おおくのひめみこ)が父・天武天皇の供養のため名張川右岸に
昌福寺を7世紀末に建てたと薬師寺縁起に記録されている。
後の世に、火災で焼失し「夏見廃寺」と呼ばれることになったそうです。


夏見廃寺展示館
  
夏見廃寺基壇跡
  
大来皇女万葉歌碑
不遇の死を遂げた弟・大津皇子を偲んで詠ったと思われる

夏見から見える「額井岳」が大和の二上山によく似ているので、
大津皇子を偲んだ歌は夏見で詠んだのかもしれないと想像する
榛原・墨坂神社近くから見た「額井岳」 大和・纒向から見た「二上山」